そうだ、太宰府に行こう。

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もう一歩奥へ、太宰府天満宮のパワースポット

  

太宰府天満宮といえば、梅ヶ枝餅と学問の神様。
だけどその奥に、もっと静かな時間が流れているって、どれだけの人が知ってるだろう。

朝の参道は、にぎやかで、ちょっとした縁日のような楽しさがある。
でも今回は、”もう一歩奥へ”がテーマ。

目的地は、太宰府天満宮のそのまた奥にある「奥の院」。

そこはひっそりと佇むパワースポットである。

そしてもう一つ、旧薩摩藩の定宿だった「松屋」へ。

観光地の“奥”には、物語が潜んでいる。

太宰府天満宮の本殿を抜けるとそこには茶屋が並んでいた。
さらに奥に進んでいくと天開稲荷社の鳥居が見えてきた。
徐々に観光客の声が遠ざかり、代わりに聞こえてくるのは鳥のさえずりと、木々の揺らぐ音。
今日は晴天。これからちょっとした山道に入るには申し分ない天気だ。


木漏れ日に案内されるように階段をひたすら上がっていく。
木々に囲まれた小道の先に、天開稲荷社が姿を現した。
凛としていて、すっと背筋が伸びるような空間。
天開稲荷社は五穀豊穣、商売繁盛、開運をもたらす神社として信仰されている。

さらに奥へ、見えてきたパワースポット


天開稲荷社の横にさらに階段が見えてきた。
運気は上に上がるほどいいのだろう。
少し階段を登ると今日の目的地、「奥の院」
そこにはひっそりと佇む、祠のようなもの。
これまでの雰囲気とはまた違う。神秘的な場所だ。

かがみながら入るほど、狭い空間。
だがそこには開けたような雰囲気があった。
不思議としばらくそこに居たくなるような気分。
※余談だが、村上春樹の小説でもそのような場所があったような気がする…

これがパワースポット言われる所以だろうか。

宿というより、時間に泊まる場所

山道を下って本殿へ戻って次は表参道の方へ。
西鉄太宰府駅付近にある、松屋に訪れた。


そこは旧薩摩藩の定宿であった場所。
薩摩藩とゆかりのある書など歴史も楽しめる。
中庭もあり涼しい空間で梅ヶ枝餅とアイスコーヒーを楽しむ。


気が付いたらしばらく時間が経っていた。
また太宰府を訪れた時もまたここに寄ろう。

また来よう、と思える旅はいい旅だ


太宰府って「学問の神様」というワンイシューだけじゃない。
その奥には、静けさ、歴史、“趣き”が多い町だった。

だからまた来ようと思える。
四季でいろんな姿が見えてくるだろう。

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